ギャル
東京に来ている。
帰ってから整頓してもよかったけれど、なんとなく東京にいるうちに書いて投稿したくて今急いで書いている。
東京ではパフェを2種類たべた。
レモンベースの美術品みたいなパフェと、古い喫茶店の華やかなフルーツパフェ。
今回の目的が前者のパフェだったので無事達成できてよかった。SNSを通じて気になって追いかけていた人の作品だったので、実際目にすることが出来た時は震えた。
フルーツパフェの方は、お目当ての固めのプリンのお店が満席で入れなくて、たまたま見つけた喫茶店で注文したのだった。
昔ながらのパフェって感じでとても美味しかった。パフェのてっぺんに乗っているゴーフレットはお店の商品だったらしく、美味しかったのでお土産に買ってしまった。
居酒屋も二軒回った。
とにかく友達も私もお金がないので、安くてたくさんたべられるお店にした。
一杯二杯では全く酔えず、ただただ枝豆と揚げ物がブチあげでうまかった。今度はベロベロになるまで飲んでみたい。
あと美術館へも行った。
昔のお殿様が書いた下手な木兎や鳳凰の絵を見てきた。純粋に可愛かった。本当はもっと格式高いような重厚な絵を見ようかなと思ったけど、ライトな感じの展示の方がその時には合っていたかもしれない。お金持ちだったら絵を集めたかったけど無理なのでポストカードを買った。部屋に飾る。
東京は、当たり前だけど都会だと思った。
選択肢がたくさん用意されていて、選んだものへの手段もたくさんある。例えば美術館へ行こう、となっても電車で30分くらいでいけるところが5個くらいはあった。これは本当にすごい。私の地元には絶対にありえないことだ。
あとは、人が孤独というかモノクロというか、さらさらしている印象があった。あと電車の中が静かで清潔であかるい。
街ゆく人はほぼ1人で行動しているようにみえた。そのせいなのか、1人で電車に乗っていてもかなりしっくりきた。私の地元は比較的カップルや友達同士が多い気がするので、いつもソワソワする。これは自分が気にしすぎというのもあるけど。
あとカップルを見てもイラつかない。そう、全体的にイラつきが少ない。これはスムーズな動きに力が入っているからではないかと思う。私が気づかない何かが工夫されていて、それに人々が上手く乗れるようになっているのだろう。そのため全体的な不満が少なく空気がフラットになっている。
昔と比べて、東京への憧れは薄くなったけど、この環境を何の苦労もせずに得ている東京都民にはやっぱり嫉妬せざるを得ない。
私は東京に来てすぐ、自分の田舎へ帰りたいと思ったけど、それは自分の場所が東京に確保できていないからで、生まれた時から東京に住んでいるならば、こんな便利な都市はないだろう。それだけで勝ち。
色々と思うところもあったし、また記事にしたい。
でもとりあえず早く帰って家でだらだらしたい。あと納豆ご飯が食べたい…。