プラスチック製スプーン


ショートヘアが嫌いだ。


唯一ショートヘアで好きなのは1番仲のいい(と勝手に思っている)友達のことだけだ。嫌いな理由はいろいろあるが、簡単に言えばコンプレックスだ。

似合わないのだ、自分に。絶望的と言っていい。顔のパーツが合わない、頭の形が合わない、骨格がそもそも合わない。なんとなく自分の心持ちとも合わない。来世生まれ変わって男になって彼女作るとしても絶対にセミロングかロング。


だからショートヘアが似合っていて涼しい顔をしたひとを見ると萎縮してしまう。こわいのだ。自分が負けたような気持ちになる。馬鹿げているけれど。


なぜこんなことを書いたかというと、クソみたいなメンタルになってムシャクシャして髪でもショートにしてみるか!って思ったからだ。ドライヤー楽だし。

でも無理だなってこのループは10年以上続いている。打倒ショートヘア。やっぱ無理。