毛布

 

1年くらい連絡を取っていなかった人から連絡が来た。共通の音楽の趣味がある人だ。

(お互いの好きなアーティストの)ライブがあるから、一緒に行かない?とのお誘いだった。

 

めっちゃ嬉しかった。

正直もう忘れられていると思っていた。

 

この人との出会いはツイッターだった。

どうしてもそのアーティストのライブに行きたかった私は、毎日チケットを譲ってくれる人がいないか探していた。

そんな中、奇跡的にその人の同行者募集ツイートを見て、藁にもすがる思いで即リプしたのだ。

実際にライブでお会いしたら、めちゃくちゃいい人で、物腰も柔らかく、持ち物のセンスもよく、こんな素敵な人がいるのね…という感じだった。

その後も何回かライブに連れていってもらった。ありがたいことだ。(そもそもチケットが当たるのがすごい。)

 

私は運命とか出会いとかパラレルワールドとかバタフライエフェクトとかソウルメイトとか前世とか占いとかそういう目には見えないものっていうジャンルが何でも好きなんだけど、それは思いがけないところで救われることが何回もあったから。今回のこともそうだ。

 

本当に人に恵まれてるなーと思うし、世界からは甘やかされてるなーと思う。

どれだけ窮地に陥って暗い部屋でひとりぼっちになっていても、ある日突然壁にヒビが入って隙間から光が差してくる、みたいなことが多い。そうすると、もう少し生きてみるか、と思えるようになる。 

 

 

当たり前だと思ってはいけない。感謝して生きたい。